84才のストリートピアニスト
2020年 06月 06日
指の関節はもう曲がり
たぶんキィを叩くたびに
痛みが走っている事だろう
ミスタッチも気にせず
音を紡ぐ
背中も腰も曲がっていて
無理な態勢のまま
涼しい顔で
音を紡ぐ
時に力強く大胆に
時にやさしく
この方の人生はどんなだったのだろうと
思わずにはいられない
もしかしたら
有名なピアニストだったのかもしれないし
全くのアマチュアかもしれない
でもきっとピアノが
幾多の悲しみや歓びを
吸い取ってきたんだろうなぁ
楽器と共に在ることの素晴らしさを
あらためて思うのでした
by koz3284
| 2020-06-06 18:01


